圧力計・検出スイッチ
デジタル表示付圧力センサ
真空スイッチの表示には、視認性に優れたLED表示を採用。
特長
真空スイッチの表示には、視認性に優れたLED表示を採用。
設定圧力と印加圧力をLEDで表示。
2点スイッチ出力とアナログ出力付の2タイプを用意。
用途に合わせた選択が可能です。また、配線にはコネクタ方式を採用し、配線レイアウトが容易。
電子スイッチによる圧力検出のため、精度が安定。
仕様
共通仕様
消費電流 | 40mA以下 |
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圧力検出方法 | 拡散半導体圧力スイッチ |
使用圧力範囲 | -100~0kPa |
設定圧力範囲 | -99~0kPa |
耐圧 | 0.2MPa |
動作温度範囲 | 0~50°C (凍結なきこと) |
動作湿度範囲 | 35~85%RH (結露なきこと) |
供給電源 | DC12~24V ±10% リップル(P-P)10% 以下 |
保護構造 | IEC規格 IP40相当 |
動作精度 | ±3%F.S. 以下 (at Ta=25°C) |
応答性 | 約2msec |
表示 | 0 ~ -99kPa (2桁 赤色LED表示) |
表示回数 | 約4回/sec |
表示精度 | ±3%F.S. ±2digit 以下 |
分解能 | 1digit |
2点スイッチ出力付タイプ仕様
出荷時設定値 | -50kPa(SW1), -10kPa(SW2) |
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圧力設定点数 | 2 |
応差 | 固定 (2%F.S. 以下) |
スイッチ出力 | NPNオープンコレクタ出力 30V 80mA以下、残留電圧0.8V以下/PNPオープンコレクタ出力 30V 80mA以下、残留電圧0.8V以下 |
動作表示 | SW1:設定圧力以上にて赤色LED点灯、SW2:設定圧力以上にて緑色LED点灯 |
機能 | 1. MODE切換スイッチ(ME or S1 or S2)、2. S1設定トリマ(2/3回転トリマ)、3. S2設定トリマ(2/3回転トリマ) |
アナログ出力付タイプ仕様
出荷時設定値 | -50kPa |
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圧力設定点数 | 1 |
応差 | 可変 (約0 ~ 15%F.S.) |
スイッチ出力 | NPNオープンコレクタ出力 30V 80mA以下、残留電圧0.8V以下/PNPオープンコレクタ出力 30V 80mA以下、残留電圧0.8V以下 |
アナログ出力 出力電圧 | 1~5V |
アナログ出力 ゼロ点電圧 | 1±0.1V |
アナログ出力 スパン電圧 | 4±0.1V |
アナログ出力 出力電流 | 1mA以下(負荷抵抗:5kΩ以上) |
アナログ出力 LIN/HYS | ±0.5%F.S. 以下 (at Ta=25°C) |
動作表示 | 設定圧力以上にて赤色LED点灯 |
機能 | 1. MODE切換スイッチ(ME or SW)、2. SW設定トリマ(2/3回転トリマ)、3. HYS設定トリマ(設定値の約0 ~ 15%) |
適用サイズ
チューブサイズ
ミリサイズ(mm) | φ4, φ6, φ8 |
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ネジサイズ
メートルメネジ | M5x0.8 |
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回路図
形状・価格一覧
個別注意事項
注意
1.圧力設定、および応差設定を行う際は、小型ドライバを使用し、トリマの回転範囲内で無理な力を加えず静かに回してください。無理な力を加えると、トリマの破損、および基板の破損の原因となる可能性があります。
2.センサ本体の取付けは、M2.5ネジ用取付穴を利用し、デジタルカタログ接続部着脱方法の「2.LED表示付圧力センサの固定方法」に記載の締付トルクを参照し締付けてください。
3.本センサと同じ電源に他の機器が接続されている場合、-側(COM)が遮断した状態で負荷の動作テスト用スイッチなどによりSW出力端子を-極と短絡させると、スイッチ出力回路に逆電流が流れ、センサが破損します。このような回路で使用する場合は、-側の電源線上かSW出力線上に逆流防止のダイオードを下図の向きで設置してください。
圧力計・検出スイッチシリーズのよくある質問
表示タイプとして、アナログとデジタルの2種類があり、許容差の表記が異なります。
例えば、精度表示が2%の場合は以下のようになります。
1)アナログ表示の精度
±2% F.S.
F.S.とは、フルスケールの略で、測定範囲のことです。
これがセンサ自身の精度であり、許容差を表します。この場合、測定範囲×±2% となります。
(許容差(精度幅=2%)は測定値に関わらず一定の値です。)
以下の3種類の表示精度±2% 1digitと同じです。
しかし、測定範囲がそれぞれ異なるため、±2%の値も変わってきます。
VUS-31R-N(連制圧:-100.0~100kPa)
VUS-31-N(負圧:-101.3~0kPa)
SEU-31R-N(正圧:0~1MPa)
それに加え、以下の±1digit(表示最小値)が発生します。
2)デジタル表示の精度
±2% F.S. ±1 digit
digit(デジット)とは、デジタル機器の特性(分解能)上、生まれるものです。
1digitは、表示できる最小の値となります。(表示倍率分解能を確認してください)
測定値の最小桁が0.01の位の場合、±0.01の許容差(精度幅)となるため、測定範囲×±2%へさらに±0.01した数値が許容差となります。
分離型表示器に圧力が表示されない時、以下をご確認ください。
1)
コネクタのケーブルの繋ぎ方(配線)の間違い
2)
センサヘッドが「アナログ出力タイプ」であるか
(圧力表示器は「スイッチ出力タイプ」のセンサヘッドとは併用できませんのでご注意ください)
3)
センサタイプ設定がセンサヘッドの定格圧力範囲(センサ入力仕様)と一致しているか
センサタイプ設定(「C-1(連成圧)」「C-2(正圧)」「C-3(負圧)」)が、お使いのセンサヘッドの定格圧力範囲(センサ入力仕様)と一致しているかご確認ください。これと異なるセンサタイプ設定を行うと、正しい数値が表示されません。
SED-31のセンサタイプ設定と推奨するセンサヘッド(参考:弊社カタログより抜粋)
「C-1(連成圧)」 VUS11-□AR
「C-2(正圧)」 VUS11-□A、VUS12-□A
「C-3(負圧)」 SEU11-□A
※)
センサヘッドの破損
センサヘッドおよび表示器の供給電源(V)以上の電圧を加えてしまうと、センサヘッドと表示器が破損し、結果、圧力表示器に圧力が表示されなくなるケースもあります。必ずセンサヘッドの供給電源(V)の範囲内でご使用ください。
出力方式および使用用途の違いです。
アナログ式
圧力を検知し、それに応じた電気信号(電圧・電流)を出力します。
常に圧力に応じた電気信号を出力します。
そのため、圧力の確認、圧力の変化を見て装置が正しく作動しているかを確認したいなど、圧力の確認・管理に使用します。圧力の増減に応じて出力が変化するので、ディスプレイに圧力の波形を表示することも可能です。
スイッチ式
設定した圧力値を超えた(下回った)ことを検知し、スイッチ出力※します。
(設定した圧力に達しないと出力されません。)そのため、使用用途としては、タンクの圧力が設定値以上になったらバルブを止めたい、吸着搬送中にワークが吸着したら真空度が設定値以上になったら装置を動かしたい…といった際に、回路全体の動きを制御するためのスイッチとして使用します。
※)
スイッチ出力とは、電圧や電流を信号として出力するアナログ式と違い、内蔵されているトランジスタ(増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子のこと)のON・OFF(スイッチ)作用で出力を表現します。
この出力方式は、NPNオープンコレクタと、PNPオープンコレクタの2種類があります。
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