ソレノイドバルブ
ソレノイドバルブSVR
コンパクト設計ながら大流量を確保。
0MPaからの微低圧の制御が可能な外部パイロット仕様も用意。
特長
コンパクト設計ながら大流量を確保。
0MPaからの微低圧の制御が可能な外部パイロット仕様も用意。
本体高さは42mm。
バルブバリエーションは9種類を用意。
入出力ポートの交換が簡単。
止めピンを外すだけで簡単にカートリッジ継手の交換が可能。
制御圧力が0MPaから使用可能。
通常仕様では、パイロットバルブ制御のため、出力の制御圧力も0.2MPa以上となってしまいましたが、外部パイロットエア仕様を採用することで、0MPaからの微低圧の制御が可能に。
仕様
Dサブコネクタタイプ マニホールド仕様
使用流体 | 空気 |
---|---|
使用圧力範囲 | 0.2 ~ 0.7MPa/外部パイロットエア仕様の場合:0 ~ 0.7MPa(※1) (外部パイロットエア供給ポート圧力範囲:0.2 ~ 0.7MPa) |
耐圧 | 1.05MPa |
使用温度範囲 | 5~50℃ |
取付方向 | 自由 (※2) |
耐振動 | 50m/s2 |
耐衝撃 | 150m/s2 |
メインバルブ搭載可能数 | MAX12台 |
配線方式 | Dサブコネクタ、ピン数:9ピン(2~4連)、25ピン(5~12連) |
※1)ツイン3方弁搭載の場合、0.2~0.7MPa
※2)共通注意事項の警告を参照してください。
フラットケーブルコネクタタイプ マニホールド仕様
使用流体 | 空気 |
---|---|
使用圧力範囲 | 0.2 ~ 0.7MPa/外部パイロットエア仕様の場合:0 ~ 0.7MPa(※1) (外部パイロットエア供給ポート圧力範囲:0.2 ~ 0.7MPa) |
耐圧 | 1.05MPa |
使用温度範囲 | 5~50℃ |
取付方向 | 自由 (※2) |
耐振動 | 50m/s2 |
耐衝撃 | 150m/s2 |
メインバルブ搭載可能数 | MAX12台 |
配線方式 | フラットケーブルコネクタ、ピン数:10ピン(2~4連)、20ピン(5~9連)、26ピン(10~12連) |
※1)ツイン3方弁搭載の場合、0.2~0.7MPa
個別差込コネクタタイプ マニホールド仕様
使用流体 | 空気 |
---|---|
使用圧力範囲 | 0.2 ~ 0.7MPa/外部パイロットエア仕様の場合:0 ~ 0.7MPa(※1) (外部パイロットエア供給ポート圧力範囲:0.2 ~ 0.7MPa) |
耐圧 | 1.05MPa |
使用温度範囲 | 5~50℃ |
取付方向 | 自由 (※2) |
耐振動 | 50m/s2 |
耐衝撃 | 150m/s2 |
メインバルブ搭載可能数 | MAX20台 |
配線方式 | 個別差込コネクタ、ピン数:3ピン |
※1)ツイン3方弁搭載の場合、0.2~0.7MPa
※2)共通注意事項の警告を参照してください。
パイロットバルブ仕様(DC24V)
作動方式 | 直接作動 |
---|---|
弁構造 | 弾性体シール、ポペット弁 |
許容電圧範囲 | DC21.6~26.4V |
消費電力(ランプ付) | 0.7W |
サージ保護回路 | サージアブソーバ |
手動操作 | プッシュロック式 |
最高使用圧力 | 0.7MPa |
ランプ | LED(4(A):緑色、2(B):赤色) |
パイロットバルブ仕様(AC100V)
作動方式 | 直接作動 |
---|---|
弁構造 | 弾性体シール、ポペット弁 |
許容電圧範囲 | AC90~110V |
消費電力(ランプ付) | 1.25VA |
サージ保護回路 | ブリッジダイオード |
手動操作 | プッシュロック式 |
最高使用圧力 | 0.7MPa |
ランプ | LED(4(A):緑色、2(B):赤色) |
メインバルブ仕様
作動方式 | パイロットバルブによる間接作動 |
---|---|
弁構造 | 弾性体シール、スプール弁 |
バルブタイプ | 2ポジション5ポート/2ポジション3ポート(3ポートx2)/3ポジション5ポート |
弁機能 | シングル/シングルx2/ダブル |
応答時間 (※1)(→ON) | 13msec/12msec/10msec(バルブタイプにより) |
応答時間 (※1)(→OFF) | 15msec/11msec/8msec(バルブタイプにより) |
最高作動頻度 | 5Hz |
最小励磁時間 | 50msec(ダブルソレノイド) |
給油 | 不要 |
使用圧力範囲 | 0.2 ~ 0.7MPa (外部パイロットエア仕様の場合:0 ~ 0.7MPa) |
※1)空気圧:0.5MPa供給時、DC24V仕様の値です。
※2)3ポジションは、中立位置から作動状態が“→ON”、作動状態から中立位置が“→OFF”の値です。
流量特性(SVR10S, D)
項目 | 有効断面積(mm2 [Cv値]) |
---|---|
1(P)→4(A), 2(B) ø8mm締付継手 | 6.0 [0.33] |
1(P)→4(A), 2(B) ø6mm | 6.0 [0.33] |
1(P)→4(A), 2(B) ø4mm | 4.0 [0.22] |
1(P)→4(A), 2(B) ø3mm | 2.6 [0.14] |
1(P)→4(A), 2(B) ø1.8mm | 1.1 [0.06] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø8mm | 5.6 [0.30] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø6mm | 5.6 [0.30] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø4mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø8mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø6mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø4mm | 2.9 [0.16] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
※)5/3(R1,R2)ポート:φ10mm継手の値です。
流量特性(SVR10A)
項目 | 有効断面積(mm2 [Cv値]) |
---|---|
1(P)→4(A), 2(B) ø8mm締付継手 | 4.7 [0.25] |
1(P)→4(A), 2(B) ø6mm | 4.7 [0.25] |
1(P)→4(A), 2(B) ø4mm | 3.8 [0.21] |
1(P)→4(A), 2(B) ø3mm | 2.6 [0.14] |
1(P)→4(A), 2(B) ø1.8mm | 1.1 [0.06] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø8mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø6mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø4mm | 3.3 [0.18] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø8mm | 3.1 [0.17] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø6mm | 3.1 [0.17] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø4mm | 2.9 [0.16] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
※)5/3(R1,R2)ポート:φ10mm継手の値です。
流量特性(SVR10R)
項目 | 有効断面積(mm2 [Cv値]) |
---|---|
1(P)→4(A), 2(B) ø8mm締付継手 | 4.7 [0.25] |
1(P)→4(A), 2(B) ø6mm | 4.7 [0.25] |
1(P)→4(A), 2(B) ø4mm | 3.8 [0.21] |
1(P)→4(A), 2(B) ø3mm | 2.6 [0.14] |
1(P)→4(A), 2(B) ø1.8mm | 1.1 [0.06] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø8mm | 6.7 [0.36] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø6mm | 6.7 [0.36] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø4mm | 4.3 [0.23] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø8mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø6mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø4mm | 3.4 [0.18] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
※)5/3(R1,R2)ポート:φ10mm継手の値です。
流量特性(SVR10P)
項目 | 有効断面積(mm2 [Cv値]) |
---|---|
1(P)→4(A), 2(B) ø8mm締付継手 | 6.8 [0.37] |
1(P)→4(A), 2(B) ø6mm | 6.8 [0.37] |
1(P)→4(A), 2(B) ø4mm | 4.3 [0.23] |
1(P)→4(A), 2(B) ø3mm | 2.6 [0.14] |
1(P)→4(A), 2(B) ø1.8mm | 1.1 [0.06] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø8mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø6mm | 3.6 [0.20] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø4mm | 3.3 [0.18] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø8mm | 3.1 [0.17] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø6mm | 3.1 [0.17] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø4mm | 2.9 [0.16] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
※)5/3(R1,R2)ポート:φ10mm継手の値です。
流量特性(SVR10E) (SVR10G)(N.C) (SVR10H)(N.C)
項目 | 有効断面積(mm2 [Cv値]) |
---|---|
1(P)→4(A), 2(B) ø8mm締付継手 | 3.5 [0.19] |
1(P)→4(A), 2(B) ø6mm | 3.5 [0.19] |
1(P)→4(A), 2(B) ø4mm | 3.3 [0.18] |
1(P)→4(A), 2(B) ø3mm | 2.6 [0.14] |
1(P)→4(A), 2(B) ø1.8mm | 1.1 [0.06] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø8mm | 5.1 [0.28] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø6mm | 5.1 [0.28] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø4mm | 4.0 [0.22] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø8mm | 3.5 [0.19] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø6mm | 3.5 [0.19] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø4mm | 3.1 [0.17] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
※)5/3(R1,R2)ポート:φ10mm継手の値です。
流量特性(SVR10F) (SVR10G)(N.O) (SVR10H)(N.O)
項目 | 有効断面積(mm2 [Cv値]) |
---|---|
1(P)→4(A), 2(B) ø8mm締付継手 | 5.9 [0.32] |
1(P)→4(A), 2(B) ø6mm | 5.9 [0.32] |
1(P)→4(A), 2(B) ø4mm | 4.0 [0.22] |
1(P)→4(A), 2(B) ø3mm | 2.6 [0.14] |
1(P)→4(A), 2(B) ø1.8mm | 1.1 [0.06] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø8mm | 5.1 [0.28] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø6mm | 5.1 [0.28] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø4mm | 4.0 [0.22] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁無し(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø8mm | 3.5 [0.19] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø6mm | 3.5 [0.19] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø4mm | 3.1 [0.17] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø3mm | 2.1 [0.11] |
4(A), 2(B)→5(R1), 3(R2)排気チェック弁有り(※) ø1.8mm | 0.5 [0.03] |
※)5/3(R1,R2)ポート:φ10mm継手の値です。
シリンダ速度早見表
シリンダ速度(mm/s) | シリンダチューブ内径(mm) |
---|---|
100 | 〜φ80 |
200 | ~φ50 |
300 | 〜φ40 |
400 | 〜φ32 |
500 | 〜φ32 |
600 | 〜φ25 |
700 | 〜φ25 |
800 | 〜φ20 |
※1)シリンダの平均速度は、圧力:0.5MPa、負荷率:30%、配管チューブ長さ:1mの場合のおよその目安です。
※2)配管、継手の構成によりシリンダ速度は変化します。
※3)このデータの4(A)・2(B)ポート継手サイズは、φ6mmワンタッチ継手を使用しています。(使用バルブ:SVR10D)
流量特性グラフ
注文案内
マニホールド配管仕様(搭載バルブ単体)
排気チェック弁
個別注意事項
注意
1.止めピンを抜くことにより、カートリッジ継手の着脱が可能ですが、使用時には止めピンが確実に挿入されていることをご確認ください。
2.カートリッジ継手の交換方法は、デジタルカタログの使用上の注意をよく読んで理解してください。
3.カートリッジ継手の交換方法とφ8mmチューブ締付継手の配管方法は、デジタルカタログの使用上の注意をよく読んで理解してください。
4.排気チェック弁については排気回路からの回り込み圧力を低減するものです。完全な逆止方向への気密性は有しておりませんのでご注意ください。
ソレノイドバルブシリーズのよくある質問
バルブを操作しない状態(ノーマル位置)での、バルブの位置を示します。
ノーマルクローズタイプ(略称N.C.)
ノーマル位置が常時閉。操作(または通電)すると開きます。
ノーマルオープンタイプ(略称N.O.)
ノーマル位置が常時開。操作(または通電)すると閉じます。
弁を操作しない状態で、入口と出口が通じています。
「ツイン3方弁」は弊社ソレノイドバルブSVR10シリーズ及びSVA20シリーズにラインナップされているバルブタイプです。
マニホールド搭載のバルブ1台の中に、シングルソレノイド2位置3方弁を2つ組込むことで、3方弁単体を2台搭載するより、省スペース化を図ることが可能となります。
搭載バルブ1台に組込まれた2つの3方弁は、個別に制御が可能であり、N.C.(ノーマルクローズ)、N.O.(ノーマルオープン)もそれぞれ選択することができます。
ツイン3方弁 動画
弊社SVA20シリーズのメインバルブの制御はパイロットバルブによる空気作動で行うため、マニホールドのP(供給)ポートには0.2~0.7MPaのエア供給が必要になります。5方弁タイプ及びツイン3方弁タイプの場合は、このPポートへの供給圧力が各搭載バルブのAもしくはBポートから出力されます。
真空・圧空対応2・3方弁の場合、P(供給)ポートへのエアはパイロットバルブ動作用に使用し、実際に制御する真空または圧空の回路は、搭載バルブのA・Bポートに接続します。この時、Bポートをエア供給側、Aポートをエア出力側(アクチュエータ側)になるように接続します。
異なるタイプのバルブをマニホールドに混載する場合でも、真空・圧空対応2・3方弁専用に外部パイロットエアを接続する必要がなく、省配線・省スペースを実現できます。
また、使用圧力範囲は、-0.1~0.7MPaとなります。
マニホールドタイプ電磁弁(SVR、SVA20)の場合、それぞれ搭載したバルブからの排気エアはマニホールドベースの共通の排気管路を通じて排気ポートから排気されます。
その際、動作していないバルブの排気回路がA・Bどちらかの出力ポートに導通している場合、排気エアが出力ポート側に流れ込んで、接続したアクチュエータなどが思わぬ動作をしてしまう可能性があります。排気チェック弁はこのような動作を防止するためのものです。
この商品に関するお問い合わせ
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