ソレノイドバルブ
ソレノイドバルブSVA
軽量、超小型でありながら、大容量を発生。
16mm幅バルブで有効断面積18mm2を確保。
特長
軽量、超小型でありながら、大容量を発生。
16mm幅バルブで有効断面積18mm2を確保。
豊富なバルブバリエーション。
エア取出方向は、横取出しと上取出しを用意。
真空対応2・3ポート弁を用意。
特殊機構により、外部配管を必要としない真空・圧空対応の2・3方弁。(外部パイロット式と同機能)
用途に合わせ、シングルソレノイドとダブルソレノイドを用意。
マニホールドタイプは、各排気ポートに背圧防止チェック弁をオプションにて用意。
ワンビスクランプ機構により、メンテナンスが簡単。
マニホールドタイプに2圧対応タイプを用意。
同一のマニホールド内で2種類の異なる圧力を制御。
DINレール取付金具を用意。
35mm幅のDINレールへの着脱が簡単、且つスピーディー。
マニホールドをDINレールに確実に固定。
仕様
単体タイプサブベース仕様
使用流体 | 空気 |
---|---|
使用圧力範囲 | 0.2~0.7MPa |
耐圧 | 1.05MPa |
使用温度範囲 | 5~50℃ |
取付方向 | 自由 (※1) |
メインバルブ搭載可能数 | 1台 |
配線方式 | 個別差込みコネクタ、ピン数:3ピン |
※)共通注意事項の警告を参照してください。
マニホールドタイプDサブコネクタタイプ マニホールド仕様
使用流体 | 空気 |
---|---|
使用圧力範囲 | 0.2~0.7MPa |
耐圧 | 1.05MPa |
使用温度範囲 | 5~50℃ |
取付方向 | 自由 (※1) |
メインバルブ搭載可能数 | MAX12台 |
配線方式 | Dサブコネクタ、ピン数:9ピン、25ピン (※2) |
※1)共通注意事項の警告を参照してください。
※2)マニホールド連数2~4連は9ピン、5~12連は25ピンです。
マニホールドタイプフラットケーブルコネクタタイプ マニホールド仕様
使用流体 | 空気 |
---|---|
使用圧力範囲 | 0.2~0.7MPa |
耐圧 | 1.05MPa |
使用温度範囲 | 5~50℃ |
取付方向 | 自由 (※1) |
メインバルブ搭載可能数 | MAX19台 |
配線方式 | フラットケーブルコネクタ、ピン数:10ピン、26ピン、40ピン (※2) |
※1)共通注意事項の警告を参照してください。
※2)マニホールド連数2~4連は10ピン、5~12連は26ピン、13~19連は40ピンです。
マニホールドタイプ個別差込コネクタタイプ マニホールド仕様
使用流体 | 空気 |
---|---|
使用圧力範囲 | 0.2~0.7MPa |
耐圧 | 1.05MPa |
使用温度範囲 | 5~50℃ |
取付方向 | 自由 (※1) |
メインバルブ搭載可能数 | MAX19台 |
配線方式 | 個別差込コネクタ、ピン数:3ピン |
※1)共通注意事項の警告を参照してください。
パイロットバルブ仕様(DC24V)
作動方式 | 直接作動 |
---|---|
弁構造 | 弾性体シール、ポペット弁 |
コイル定格電圧 | DC24V |
許容電圧範囲 | DC21.6~26.4V |
消費電力 | 1.2W (LED付) |
サージ保護回路 | ダイオード |
手動操作 | ノンロックプッシュ式 |
使用圧力範囲 | 0.2~0.7MPa |
パイロットバルブ仕様(AC100V)
作動方式 | 直接作動 |
---|---|
弁構造 | 弾性体シール、ポペット弁 |
コイル定格電圧 | AC100V |
許容電圧範囲 | AC90~110V |
消費電力 | 1.5VA (LED付) |
サージ保護回路 | ブリッジダイオード |
手動操作 | ノンロックプッシュ式 |
使用圧力範囲 | 0.2~0.7MPa |
メインバルブ仕様
作動方式 | パイロットバルブによる間接作動 |
---|---|
弁構造 | 弾性体シール、スプール弁 |
バルブタイプ | 2ポジション5ポート/2ポジション3ポート(3ポートx2)/3ポジション5ポート/2ポジション2ポート(真空対応弁)/2ポジション3ポート(真空対応弁) |
弁機能 | シングル/シングルx2/ダブル |
応答時間 (※1) | 18msec/12msec(バルブタイプにより) |
最高作動頻度 | 5Hz |
最小励磁時間 | 50msec(ダブルソレノイド) |
給油 | 不要 |
使用圧力範囲 | 0.2~0.7MPa/真空対応弁:-0.1~0.7MPa |
※1)空気圧力0.5MPa時の値です(OFF→ON)。3ポジションは中立状態からの値です。
単体タイプ流量特性
項目 | 有効断面積(mm2)(※3) |
---|---|
1(P)→4(A).2(B) (φ10mm)(※2) | 17[0.92] (SVA21S, D, T, U, V, W)/15[0.81] (SVA21E, F, G, H)/12.5[0.67] (SVA21A, R, P) |
1(P)→4(A).2(B) (φ8mm)(※2) | 16[0.86] (SVA21S, D)/14.5[0.78] (SA21E, F, G, H)/13[0.7] (SVA21T, U, V, W)/12[0.65] (SVA21A, R, P) |
1(P)→4(A).2(B) (φ6mm)(※2) | 10.5[0.56] (SVA21S, D, E, F, G, H)/9.5[0.51] (SVA21A, R, P)/8.5[0.46] (SVA21T, U, V, W) |
4(A).2(B) (φ10mm)→5(R1).3(R2)チェック弁無 (※1) | 18[0.97] (SVA21S, D)/17.5[0.95] (SVA21V, W)/14[0.75] (SVA21A, R, P, E, F, G, H) |
4(A).2(B) (φ8mm)→5(R1).3(R2)チェック弁無 (※1) | 17[0.92](SVA21S, D)/14[0.76] (SVA21V, W)/13.5[0.73] (SVA21A, R, P, E, F, G, H) |
4(A).2(B) (φ6mm)→5(R1).3(R2)チェック弁無 (※1) | 10.5[0.56] (SVA21S, D)/10[0.54] (SVA21A, R, P, E, F, G, H)/9.5[0.51] (SVA21V, W) |
※1)5(R1),3(R2)ポートサイレンサ排気の値です。
※2)バルブタイプT・U・V・W については、1(B)→2(A)の値となります。
※3)[ ]内はCV値となります。
マニホールドタイプ流量特性
項目 | 有効断面積(mm2)(※3) |
---|---|
1(P)→4(A).2(B) (φ8mm)(※2) | 16[0.86] (SVA20S, D)/14.5[0.78] (SVA20E, F, G, H)/13.5[0.73] (SVA20T, U, V,W)/12[0.65] (SVA20A, R, P) |
1(P)→4(A).2(B) (φ6mm)(※2) | 10.5[0.56] (SVA20S, D, E, F, G, H)/9.5[0.51] (SVA20A, R, P)/9[0.49] (SVA20T, U, V, W) |
4(A).2(B) (φ8mm)→5(R1).3(R2)チェック弁有 (※1) | 17[0.92] (SVA20S, D)/14[0.76] (SVA20V, W)/13[0.7] (SVA20A, R, P)/12.5[0.67] (SVA20E, E, G, H) |
4(A).2(B) (φ8mm)→5(R1).3(R2)チェック弁無 (※1) | 21[1.13] (SVA20S, D)/15.5[0.84] (SVA20V, W)/15[0.81] (SVA20A, R, P)/13.5[0.73] (SVA20E, F, G, H) |
4(A).2(B) (φ6mm)→5(R1).3(R2)チェック弁有 (※1) | 10.5[0.56] (SVA20S, D)/10[0.54] (SVA20A, R, P, E, F, G, H, V, W) |
4(A).2(B) (φ6mm)→5(R1).3(R2)チェック弁無 (※1) | 10.5[0.56] (SVA20S, D)/10[0.54] (SVA20A, R, P, E, F, G, H)/9.5[0.51] (SVA20V, W) |
※1)5(R1),3(R2) ポートサイレンサ排気の値です。
※2)バルブタイプT・U・V・Wについては、1(B)→2(A)の値となります。
※3)[ ]内はCV値となります。
シリンダ速度早見表
シリンダ速度(mm/s) | シリンダチューブ内径(mm) |
---|---|
100 | 〜φ140 |
200 | ~φ125 |
300 | 〜φ100 |
400 | 〜φ80 |
500 | 〜φ63 |
600 | 〜φ63 |
700 | 〜φ50 |
800 | 〜φ40 |
※1)シリンダの平均速度は、圧力:0.5MPa、負荷率:30%、配管チューブ長さ:1mの場合のおよその目安です。
※2)配管、継手の構成によりシリンダ速度は変化します。
※3)このデータの4(A)・2(B)ポート継手サイズは、φ8mmワンタッチ継手を使用しています。(使用バルブ:SVA21S-D24またはSVA20S-D24)
流量特性グラフ
注文案内
サブベース配管仕様(単体バルブ)
サブベース配管仕様(搭載用バルブ)
マニホールド配管仕様
マニホールド配管仕様(搭載用バルブ)
DINレール取付金具
個別注意事項
注意
1.カートリッジ継手の交換方法と配管方法は、デジタルカタログの使用上の注意をよく読んで理解してください。
2.止めピンを抜くことにより、カートリッジ継手の着脱が可能ですが、使用時には止めピンが確実に挿入されていることをご確認ください。
ソレノイドバルブシリーズのよくある質問
バルブを操作しない状態(ノーマル位置)での、バルブの位置を示します。
ノーマルクローズタイプ(略称N.C.)
ノーマル位置が常時閉。操作(または通電)すると開きます。
ノーマルオープンタイプ(略称N.O.)
ノーマル位置が常時開。操作(または通電)すると閉じます。
弁を操作しない状態で、入口と出口が通じています。
「ツイン3方弁」は弊社ソレノイドバルブSVR10シリーズ及びSVA20シリーズにラインナップされているバルブタイプです。
マニホールド搭載のバルブ1台の中に、シングルソレノイド2位置3方弁を2つ組込むことで、3方弁単体を2台搭載するより、省スペース化を図ることが可能となります。
搭載バルブ1台に組込まれた2つの3方弁は、個別に制御が可能であり、N.C.(ノーマルクローズ)、N.O.(ノーマルオープン)もそれぞれ選択することができます。
ツイン3方弁 動画
弊社SVA20シリーズのメインバルブの制御はパイロットバルブによる空気作動で行うため、マニホールドのP(供給)ポートには0.2~0.7MPaのエア供給が必要になります。5方弁タイプ及びツイン3方弁タイプの場合は、このPポートへの供給圧力が各搭載バルブのAもしくはBポートから出力されます。
真空・圧空対応2・3方弁の場合、P(供給)ポートへのエアはパイロットバルブ動作用に使用し、実際に制御する真空または圧空の回路は、搭載バルブのA・Bポートに接続します。この時、Bポートをエア供給側、Aポートをエア出力側(アクチュエータ側)になるように接続します。
異なるタイプのバルブをマニホールドに混載する場合でも、真空・圧空対応2・3方弁専用に外部パイロットエアを接続する必要がなく、省配線・省スペースを実現できます。
また、使用圧力範囲は、-0.1~0.7MPaとなります。
マニホールドタイプ電磁弁(SVR、SVA20)の場合、それぞれ搭載したバルブからの排気エアはマニホールドベースの共通の排気管路を通じて排気ポートから排気されます。
その際、動作していないバルブの排気回路がA・Bどちらかの出力ポートに導通している場合、排気エアが出力ポート側に流れ込んで、接続したアクチュエータなどが思わぬ動作をしてしまう可能性があります。排気チェック弁はこのような動作を防止するためのものです。
この商品に関するお問い合わせ
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