制御機器

クッション機能付スピードコントローラ

RoHS2対応

業界初!ショックアブソーバ付シリンダと同様の制御が可能。
(特許第5578502号)

樹脂
  • 樹脂主要部品にPBTを使用しています。PBT:一般環境に最適で標準的な樹脂材質。
シールゴム
  • シールゴム材質にNBRを使用しています。NBR:一般的にシール材として用いられる材質です。耐オゾン性に劣るので注意が必要です。
  • シールゴム材質にHNBRを使用しています。HNBR:NBRに水素を添加し、耐オゾン性を向上させた材質。低濃度オゾン対策に最適です。

特長

業界初!ショックアブソーバ付シリンダと同様の制御が可能。
(特許第5578502号)

ショックアブソーバ不要

排気流量の二段階調整を実現。二段目をクッション用とすることでショックアブソーバと同様の制御が可能。

速度調整(EX1)、クッションの強弱(EX2)、クッションのタイミング(TIM)をそれぞれ調整可能。

例)サイクルタイムはそのままに、衝撃を1/9にすることが可能。

耐久性はショックアブソーバの3倍

一般的なショックアブソーバの3倍以上の耐久性を実現。メンテナンス回数及び費用の削減が可能。

チューブサイズ:ø4、ø6、ø8㎜に大流量タイプを追加

大流量タイプは、従来品と同じチューブサイズでワンランク上の流量を確保。

固定方法は、2種類を用意。

仕様

使用流体 空気
使用圧力範囲 0.2~1.0MPa
使用温度範囲 0~60℃(凍結なきこと)

適用サイズ

チューブサイズ

ミリサイズ(mm) φ4, φ6, φ8, φ10
インチサイズ φ5/32, φ1/4, φ5/16, φ3/8

流量特性グラフ

構造図

形状・価格一覧

オプション・メンテナンス品

クッション機能付スピードコントローラブラケット

クッション機能付スピードコントローラの固定用ブラケット。

個別注意事項

警告

1.シリンダの速度を調整する際、デジタルカタログまたは取扱説明書の速度調整方法を参照し調整してください。正しい手順で操作を行わないと、シリンダが飛出す危険性があります。

注意

1.機器の流量調整をする際、本体ニードル全閉状態から徐々に開いて調整してください。ニードルが開いていると機器に瞬時に大流量が印加され、機器破損の危険性があります。

2.ニードル全閉時の制御流については漏れを許容していますので、漏れ量がゼロを必要とするような使い方はしないでください。

3.クッション時にシリンダ内のエアが残っている間は、背圧がかかるため、シリンダ推力が低下しますのでご注意ください。

4.シリンダ周辺のエア漏れが速度設定に影響を及ぼす可能性があります。

5.操作中は、排気ポートを塞がないようにご注意ください。

6.以下のケースにおいては、設定したクッションが機能しない場合がありますので、あらかじめご承知ください。 ①シリンダ内の残圧を抜いた時、シリンダ位置が自重などにより変化があった場合、再度エアを印加する初期動作において、クッションが機能しない場合があります。 ※)スピードコントローラ同様に、シリンダ及び製品内のエアを利用しています。背圧のかからない初動作においては上記内容が発生する場合があります。 ②シリンダ性能(ピストン摺動性、シリンダ気密性)によっては、クッション機能を満足に果たすことができない可能性(クッションの開始位置にズレが発生する恐れ)があります。

7.使用条件(使用流体の質、待機時間など)によりクッションの開始位置が初期設定値から変動することがあります。クッションの開始位置の設定は、個々の作動条件において十分余裕のある設定とし、必要に応じて再設定をしてください。

8.EX1またはEX2の設定値、及び供給エア圧力などの諸条件によっては、排気エアの背圧により、主弁が瞬間的にチャタリングして異音が発生する可能性があります。

9.排気側制御機構部は、ニードル篏合部の材質が樹脂ですので、ニードルを必要以上のトルクで締付けた場合、樹脂篏合部が変形し、流量特性が変わる場合があります。

制御機器シリーズのよくある質問

この商品に関するお問い合わせ

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