小型流量センサFUS8
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1086小型流量センサ真空関連機器技術資料注 意1.計量法に適合していませんので、商取引には使用しないでください。工業用センサとして使用してください。2.本製品を吸着確認などでご使用の場合は吸入側の上流に必ずエアフィルタを取付け、異物の吸入を防止してください。3.本製品を吸着確認などでご使用の場合は大気の露点と本製品の周囲温度を考慮して、配管内で結露しない条件でご使用ください。4.吸気などの真空用途で使用する場合、ワンタッチ継手部付近での曲げを行わないでください。ワンタッチ継手付近のチューブに応力が加わる場合はインサートリングをチューブに挿入後、ワンタッチ継手へ差し込んでご使用ください。5.製品を使用時及び搬送時に、100m/sec2以上の振動及び衝撃を加えると流量-出力特性が変動したり、ホルダから製品が脱落することがありますので、過度の振動及び衝撃を加えないようにしてください。6.本製品および配線は、強電線などのノイズから極力離して設置してください。7.サージ電流、逆流電流が発生した場合、破損の恐れがあるためご注意ください。8.リード線に繰り返しの曲げや引張り力が加わらないようにしてください。断線の原因となります。9.本製品は外力が加わると流量出力が変動する場合があります。お使いの際には製品を挟み込むなどの外力が加わらないようにしてください。10.ご使用中にコネクタ部へ応力が加わらないようにしてください。内部基板・ボディが変形して出力変化や、外部漏れの原因となります。11.周囲温度、流体温度は0〜50℃の範囲内でご使用ください。なお、温度範囲内であっても周囲温度、流体温度が急激に変化し結露が発生する場所では使用しないでください。12.最高使用圧力以上または最低使用圧力以下、使用流量範囲外での使用は故障の原因となりますので、仕様範囲内にてご使用ください。13.水分、塩分、塵埃および切り粉がある場所、加圧、減圧環境下では設置しないでください。温度変化の激しい場所や、高湿度の環境では本体内部に結露による障害を発生する恐れがありますので使用できません。14.適用流体は空気、窒素ガスです。それ以外の流体では仕様を保証できませんので使用しないでください。15.塩素、硫黄、酸などの腐蝕成分を含まない乾燥気体で、かつダストおよびオイルミストを含まない清浄気体をご使用ください。16.コンプレッサからの圧縮空気には、ドレン(水、酸化オイル、異物など)が含まれていますので、センサの一次側(IN側)にフィルタ、エアドライヤ及びオイルミストフィルタを取付けてご使用ください。尚、センサ内のメッシュ(金網)は、配管中の流れを整流するためのものです。異物を取除くためのフィルタではありませんので、必ずフィルタを設置してください。17.センサの一次側(IN側)にバルブを使用する場合は、禁油仕様のバルブをご使用ください。尚、バルブによっては摩耗粉が発生する場合がありますので、フィルタを取付けてご使用ください。18.出力精度は、温度特性の他に通電による自己発熱の影響も受けます。ご使用時は、スタンバイ時間(通電後5分以上)を設けるようにしてください。19.1年間に一度以上は点検を行い、正常に動作することを確認してください。出力電圧は、弊社測定条件での初期値から、片方向タイプにて±6%F.S.以下、双方向タイプにて±3%F.S.以下変化する場合があります。(弊社信頼性試験結果における変化量定義です。)定期的に動作確認することを推奨いたします。20.故障の原因になりますので分解、改造はしないでください。21.ケースの材質は樹脂です。汚れなどを取るために、溶剤、アルコール、洗浄剤などは使用しないでください。樹脂を侵す恐れがあります。

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