流量センサFUS20
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1072流量センサ小型流量センサ真空関連機器技術資料他の機器からの電流テストSWまたは短絡断線流量センサ制御盤逆流防止用ダイオード他の機器PLC入力主回路サージ吸収素子(内蔵)断線または非常停止による回路遮断サージ吸収素子(後付け)流量センササージ電流PLCの出力PLCON主回路リレー電磁弁4.調整時注意■ 流体の脈動など、流量が安定しない状態でスイッチ動作を行うと動作不安定となる場合があります。この時は、2つの設定値の間を十分持たせるか、不安定な領域でのスイッチ設定をさけ、スイッチ動作が安定する事を確認してから、ご使用ください。■使用・メンテナンス時の注意警告■ 出力精度は、温度特性の他に通電による自己発熱の影響も受けます。ご使用時には、待機時間(通電後5分以上)をもうけるようにしてください。■ 本製品は、通電直後は、自己診断のため約4秒は、流量検出スイッチ動作を行いません。通電後約4秒は信号を無視する制御回路・プログラムとしてください。注意■ 動作中に異常が発生した場合は、すぐに電源を遮断し、使用を中止し、販売店に連絡をしてください。■ 本製品の流量は定格流量の範囲内でお使いください。■ 本製品は使用圧力の範囲内でお使いください。■ 出力の設定値を変更する場合は、制御系装置が意図しない動作をする可能性がありますので、装置を停止してから変更してください。■ 1年間に一度以上は定期点検を行い、正常に動作することを確認してください。■ 故障の原因になりますので、分解・改造はしないでください。■ ケースの材質は樹脂です。汚れなどを取るために、溶剤・アルコール・洗浄剤などは使用しないでください。樹脂を侵す恐れがあります。薄めた中性洗剤を堅く絞ったウエスなどで拭き取ってください。■ 断線・配線抵抗による逆流電流にご注意ください。流量センサと同じ電源に流量センサを含めた他の機器が接続されている場合、制御盤の入力装置の作動を確認するため、スイッチ出力線と電源線-側を短絡させたり、または電源線-側が断線すると流量センサのスイッチ出力回路に逆流電流が流れ破損する場合があります。■ 逆流電流による破損を防止するには、下記のような対策を行ってください。①.電源線、特に-側の電源線への電流の集中を避けるとともに、配線を極力太くしてください。②.流量センサと同じ電源に接続する機器を制限してください。③.流量センサ出力線に直列にダイオードを入れ、電流の逆流を防止してください。④.流量センサの電源線-側に直列にダイオードを入れ、電流の逆流を防止してください。■ サージ電流の回り込みにご注意ください。流量センサと電磁弁・リレーなどのサージを発生する誘導負荷と電源を共有している場合、誘導負荷が作動した状態で回路が遮断されると、サージ吸収素子の取付位置によっては、サージ電流がスイッチ出力回路に回りこみ破損する場合があります。

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