真空発生器VN
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●選定グラフからの選択方法使用する吊下げ方法(垂直吊り、水平吊り)と必要とする1個当たりの真空パッドの吸着力より以下の表から真空パッド径を求めることができます。選定グラフ1-1 吸着力別パッド径選定グラフ水平吊り上げ(ø2〜ø50)1f●計算式からの算出方法実際に必要な吸着力より真空パッド径を算出することができます。(弊社のホームページ(http://www.pisco.co.jp/technology/pad)にて、パッド選定に大変便利な計算プログラムを公開しております。) D = −× − × − × – × 1000 D:パッド径(mm)、n:ワークに対するパッド数量、W:吸着力(N)、P:真空度(–kPa)、f:安全率(水平吊り上げ時:1/4以上、垂直吊り上げ時:1/8以上) = 12.06841f = −× − × − × 4 × 1000 ・パッド数:4個・真空圧力:–70kPa・吊り上げ方法:水平吊り)mm(径ドッパ)mm(径ドッパ)mm径(ドッパ)mm(径ドッパ②①1▲ パッドの選定選定グラフ1-2 吸着力別パッド径選定グラフ例(パッド径の選定)ワーク質量が8Nで使用条件として選定グラフ2-1 吸着力別パッド径選定グラフ垂直吊り上げ(ø2〜ø50)選定グラフ2-2 吸着力別パッド径選定グラフ4 3.14 4 3.14 P 垂直吊り上げ(ø50〜ø200)1 70 2550403025201510864321.510.70.0120015010080506010の場合の真空パッド径を求める。4 3.14 P 1 W n 水平吊り上げ(ø50〜ø200)計算式による求め方1 W D = −× − × − × − × 1000 n よって、ø15mm以上のパッドを選定します。選定グラフによる求め方条件より、パッド1個当たりの吸着力は2N(8N÷4個= 2N)と判ります。吊り上げ方法は、水平吊り上げ(選定グラフ1)と真空圧力:–70kPaが得られている(選定グラフ横軸)ことから、パッド径はø12mm相当が適正であることが判ります。よって、パッド径:ø15mm以上のパッドを選定します。(選定グラフ1の①→②の順序)0.050.10.51吸着力(N)510-80kPa-70kPa-60kPa-50kPa-40kPa50100吸着力(N)500100050403025201510864321.510.70.005-80kPa-70kPa-60kPa-50kPa-40kPa500.010.050.12001501008050601050-80kPa-70kPa-60kPa-50kPa-40kPa0.51吸着力(N)51050-80kPa-70kPa-60kPa-50kPa-40kPa100吸着力(N)500How to select Vacuum equipment真空用機器の選定方法※複数のパッドを使用する際は、P.28の注意2.とP.34の注意5.を参照してください。② ワークの吊り下げ荷重からのパッド径算出方法

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