真空発生器VVV
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真空発生器Series真空発生器59真空発生器0132640536680930.10.20.30.40.50.60.7供給圧力 (MPa)真空度 (-kPa)Lタイプ到達真空特性(図1)0102030405013264053668093真空度 (-kPa)VHH 10、VHL 10の真空度-吸込流量吸込流量 (l/min[ANR])(図2)VHL 10VHH 10供給圧力:0.5MPa真空発生器機種選定方法PISCO真空発生器には性能により基本的にHタイプ:高真空度形、Lタイプ:大流量形(効率重視形)、Eタイプ:低供給圧力高真空度形の3タイプがありますので使用状態に合わせて選択してください。●H(高真空度形)タイプ、E(低供給圧力高真空度形)タイプの使い分け高真空度を必要とし、供給圧力が0.5MPaが確保できる場合はHタイプを、また0.5MPaが確保できない時や、消費空気量を節約したい時にはEタイプを0.35 ~ 0.4MPaにてご使用ください。●H(高真空度形)タイプ、L(大流量形(効率重視形))タイプの使い分け高真空度を必要とする場合はHタイプ、また真空度を調整したい場合はLタイプを使用しレギュレータなどにより供給圧力を調整することにより希望の真空度にセットします。Lタイプの真空度特性は供給圧力とほぼ比例し、0.2 ~ 0.6MPaの間は図1になるように設定されております。但し、目標値に対し−5 ~ +15%程度の差は生じますが供給圧力を目安に真空度設定が可能です。●パッドが完全に密着しない時吸着パッドが完全に密着できないワークの場合Hタイプ、Lタイプのどちらかを用いるのが良いか判断基準は真空系がどの程度の真空度になっているかにより決められます。真空度-吸込流量の図2により真空系の真空度が−53kPa以上の時はHタイプ、また−40kPa以下の場合はLタイプの方がより有利であると言えます。●使用バルブ電磁弁などを使用する場合、十分流量のとれる物を使用してください。(ノズルの断面積に対し3倍以上の有効断面積のあるバルブを使用してください。)●真空配管真空系の配管抵抗は意外に大きな物となります。真空配管は可能な限り短くし、内径も太めの物を使用してください。特に圧力センサなどを使用する場合、配管抵抗が大き過ぎると誤作動などの原因にもなります。また、真空発生器の吸込流量が低下し流量不足による性能低下などにもなります。●供給側配管エア供給側の配管にも十分な配慮が必要です。真空発生器入力部において所定の圧力が確保されるように配管してください。その他留意事項

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